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堺市堺区にあるお子さま向けのピアノ教室です。エレクトーンやリトミックをとりいれています。 |
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ピアノの構造 |
ピアノは弦を叩く楽器(打弦楽器)です。鍵盤を押すと、その力がハンマーというフェルト状の部品に伝わり、文字通りハンマーのように弦をたたくことで音がでます。
現在の一般的なピアノは、白鍵が52、黒鍵が36の合計88鍵盤の音域をもち、主に木材、金属、繊維類で構成され、その部品の数はピアノ1台につき1万個以上といわれています。 |
ピアノ調律について |
ピアノの弦は常時大きな張力がかかっており、使用していなくても時間の経過とともに音程が狂ってしまいます。また、ピアノの内部には木材や金属のほか、フェルト・クロスなどの自然素材でできた精密な部品が数多く使われており、温度・湿度が変わるだけでその影響をうけやすい楽器です。
これらをメンテナンスするため、定期的な調律とその他の調整が必要になります。
一般的には「ピアノ調律」というと、ピアノのメンテナンス全般をさし、調律以外に部分的に他の作業も行いますが、技術的には下記のように作業により呼び名がかわります。
調律(ちょうりつ) |
音程を揃える作業 |
整調(せいちょう) |
タッチ(鍵盤の動き、弾き心地)を揃える作業 |
整音(せいおん) |
音色(音質・音量)を揃える作業 |
※この他、部品を交換したり加工する作業は「修理」とよばれています。
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ピアノの設置環境 |
・温度・湿度
アコースティックの楽器全般にいえることですが、ピアノは温度・湿度の急激な変化が大敵です。
直射日光や、直接暖房が当たらない場所を選びましょう。
室温15~25度、湿度50%~70%が理想とされていますが、数値より、過度の変化に気をつけて頂くことがピアノにとっては大事となります。
・防音・遮音
アップライトピアノの場合、背面の響板から音が出ていく構造になっています。
マンションや団地などの場合、隣の家に直接面した壁に背を向けて置くと、音が漏れやすくなります。音の問題を考えると、部屋と部屋を仕切る壁や隣に部屋がないベランダ側の窓のない壁などに背を向けて置くのが無難でしょう。またフローリングの場合、床に直接置くより、厚手の絨毯を敷いている方が防音効果は高くなります。
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